当院では、公費・自費、各種予防接種に対応しています


小児科 予防接種

小児の予防接種

小児の予防接種は生後2ヶ月からはじまります。特に1歳まではワクチンの種類が多く、接種時期や回数も複雑です。1歳を過ぎてから2歳までも大事なワクチンがあります。大切なお子さまを様々な感染症から守るためにも積極的に予防接種を進めていきましょう。接種スケジュールなどアドバイスさせていただきます。

ご質問があればお気軽にご相談下さい。


小児科で受けられる予防接種の種類について

◆定期予防接種

  • ロタウイルス
  • B型肝炎
  • ヒブ(hib=インフルエンザ菌b型)
  • 四種混合 DPT-IPV(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)
  • 五種混合 (四種混合+ヒブ)※四種混合、ヒブを接種している場合は五種混合への交互接種は不可
  • 小児用肺炎球菌(15価・20価)
  • BCG
  • MR(麻しん(はしか)・風しんの2種混合)第1期 第2期
  • 水痘(みずぼうそう)
  • 日本脳炎
  • 二種混合(ジフテリア・破傷風)
  • 子宮頸がん

◆任意予防接種

  • 小児インフルエンザ
  • おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
  • 三種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)
  • 男性への子宮頸がん(播磨町・稲美町の方は助成あり)

【お知らせ】

2024年4月1日(月)から、ヒブワクチン四種混合ワクチンが1つになった五種混合ワクチンが、定期接種となります。

4月1日以降に初回接種を受けられる方が対象となります。

※これまでにヒブワクチン・四種混合ワクチンを接種された方は、今後もヒブワクチン・四種混合ワクチンを継続します(五種混合ワクチンの交互接種は不可)


2024年10月1日(火)から、小児用肺炎球菌ワクチンが現行の15価ワクチン(バクニュバンス)から20価ワクチン(プレベナー20)へ変更となります。10月1日以降に初回接種を受けられる方が対象となります。

※接種回数やスケジュールなどは、15価ワクチンと同様です。すでに15価ワクチンを接種開始している方は、20価ワクチンへの移行はできません。



小児の定期予防接種について

定期予防接種は、加古川市・高砂市・明石市・播磨町・稲美町の予防接種受診券があれば、接種対象年齢に無料で接種できます。

各予防接種により接種できる年齢・月齢が定められております。予防接種ごとに自治体から発行される予診票が必要です。ご来院の際に必ずお持ちください。

その他の市町村の場合は、他市依頼の手続きが必要です。詳しくは各自治体HPをご覧ください。


予防接種に持参するもの

母子手帳:お忘れの場合は、予防接種をすることができません。

予防接種予診票:あらかじめ予診票の項目の記入(接種当日の体温以外)をしてから来院ください。

予防接種接種券:お忘れの場合は、予防接種をすることができません。

健康保険証

乳児医療証


小児の予防接種のスケジュール


小児科で受けられる予防接種の予約方法

定期予防接種、任意予防接種の予約は、WEB予約システムを導入しています。

予防接種の予約は、24時間受付しています。7日前から30分前までの時間予約が可能です。

初めての予約をされる方は、今までに接種した履歴の入力を母子手帳をご覧になり正確に入力して下さい。

履歴があれば、お子さんの年齢から自動的に接種可能なワクチンのみ表示されます。

希望するワクチンが予約できないなどお困りのときは、ご相談下さい。

以下の場合は、予防接種を受けることができません

・発熱している(37,5度以上)

・今までワクチン接種後、アナフィラキシーをおこしたことがある

・熱性けいれん後2〜3ヶ月(診断による)経過していない

医師が診察し、接種不適当と判断した時は、予防接種を受けることはできませんので、恐れ入りますがご了承ください。


子宮頸がんワクチンについて 

当院では、子宮頸がんワクチンの初回接種は、シルガード9ワクチンを14歳〜15歳未満(中学2年生頃)に接種することをすすめております。

シルガード9は、初回接種が15歳未満の場合2回接種となります。15歳以上の方は3回接種です。

ガーダシルを接種後のシルガード9への交互接種はできますが、シルガード9からガーダシルへの交互接種はできません。

※当院は、シルガード9ワクチンのみを取り扱っています。

※シルガード9ワクチンは、来院3日前に電話での申し込みが必要です。(在庫があれば、当日の申し込みでも接種可能)

申し込みをされたワクチンのキャンセルはお受けできません。予めご了承下さい。

※小児科で接種希望の場合は、申し込み時にお伝えください。


子宮頸がんワクチンの種類と接種スケジュール ※当院では、サーバリックスは取り扱っておりません


おたふくかぜワクチンの一部助成について

加古川市・播磨町・稲美町の方は、助成券を提示すると、1回に限り接種費用のうち2000円を助成されるので、差額をお支払いください。

各市町村で対象年齢など異なりますので、お住まいの市町村のホームページをご確認ください。

当日、助成券、母子手帳、問診票をお持ちください。

加古川市https://www.city.kakogawa.lg.jp/fukushikenko/iryo_kenko/kodomonoyobosesshu/1413513036230.html

播磨町
https://www.town.harima.lg.jp/fukushi/kenko/kenko/yobosesshu/kodomo/ninisesshu.html

稲美町https://www.town.hyogo-inami.lg.jp/0000002794.html


三種混合ワクチンの一部助成について

※三種混合ワクチン(年長児)は、来院5日前に申し込み予約が必要です。

加古川市・播磨町・稲美町の方は、小学校就学前の1年間(年長児)に、助成券を提示すると、1回に限り接種費用のうち2000円を助成されるので、差額をお支払いください。百日咳予防の視点から、追加接種が推奨されています。

当日、助成券、母子手帳、問診票をお持ちください。

加古川市:https://www.city.kakogawa.lg.jp/fukushikenko/iryo_kenko/kodomonoyobosesshu/1413513036230.html

播磨町:https://www.town.harima.lg.jp/fukushi/kenko/kenko/yobosesshu/kodomo/sannsyukonngou.html

稲美町:https://www.town.hyogo-inami.lg.jp/0000002794.html


男性への子宮頸がんワクチンの一部助成について(播磨町・稲美町)

播磨町・稲美町の方は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染による中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマの発症等の予防と、性交渉による女性への感染及び子宮頸がんの発症を防ぐことを目的として、小学校6年生から高校1年生相当年齢の男性を対象とし、子宮頸がんワクチンの男性への任意予防接種の費用助成を令和7年4月1日より開始します。なお、この予防接種は予防接種法に規定がない任意の予防接種であるため、対象者へ予診票を一斉に送付せず、申請により助成券付き予診票を発行いたします。

接種を希望される方は、必ず事前に町の健康福祉課健康係にて助成券付き予診票の発行手続きを行ってください。接種後の費用の返還はできませんのでご注意ください。

  • 助成を受けるためには、事前に申請手続きをし、町が発行する助成券付き予診票をもらう必要があります。
  • 当院で接種を希望される方は、助成券付き予診票を用意したうえで、来院7日前にお電話でワクチンの申し込みをして下さい。※申し込む際、男性への子宮頸がんワクチンであることを必ずお伝え下さい。(ガーダシルワクチンの申し込みになります)
  • ワクチンのキャンセルは、お受けできません。予めご了承下さい。
  • 助成金額は、上限17000円を上限3回まで助成されます。
  • 小児科で接種希望の方は、申し込み時にお伝え下さい。


播磨町:https://www.town.harima.lg.jp/fukushi/kenko/kenko/yobosesshu/kodomo/hpvdansei.html

稲美町:https://www.town.hyogo-inami.lg.jp/0000006996.html


自費で接種するワクチン・問診票ダウンロード


任意予防接種の副作用における救済制度について

医療品副作用被害者救済制度は、医薬品を適正に使用したにもかかわらず、入院治療が必要な程度の副作用が生じた場合に、医療費や障害年金などの健康被害について救済給付を行う公的な制度です。

参考リンク:https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/



内科 予防接種

公費で接種するワクチン・接種費用の助成があるワクチン

  • ◆公費で接種するワクチン・接種費用の助成があるワクチン

    • 高齢者インフルエンザワクチン※2024年10/1〜2025年1/31まで
    • 高齢者肺炎球菌ワクチン
    • 子宮頸がんワクチン
    • 帯状疱疹ワクチン接種費用の助成※2024年4/1〜2026年3/31まで
    • 帯状疱疹ワクチン定期接種※2025年4/1〜2026年3/31まで(令和7年度)
    • 高齢者新型コロナウイルスワクチン※2025年1/7〜2025年1/31まで

※加古川市、播磨町、稲美町の自治体助成の予防接種が受診可能です。

各予防接種により接種できる年齢が定められております。

詳しくは各自治体HPをご覧ください。

予防接種ごとに自治体から発行される予診票(接種券)が必要です。ご来院の際に必ずお持ちください。


高齢者肺炎球菌ワクチン

令和6年4月1日からは、65歳の方が対象となります。(60歳以上65歳未満の方で一定の障害がある方は引き続き対象です。)

助成対象者加古川市の住民で過去に一度も肺炎球菌ワクチンを接種していない、65歳の方
65歳の誕生日の前日から翌年誕生日の前日まで
予診票の送付65歳の誕生日を迎えた翌月に発送
費用自己負担4000円
接種回数1回

当院で接種時に必要なもの

1.予診票(市から送付されたもの)

2.加古川市の住民であることが確認できるもの(健康保険証等)


高齢者帯状疱疹ワクチン定期接種について

帯状疱疹やその合併症の予防を目的に、令和7年度より帯状疱疹ワクチン予防接種を予防接種法に基づく定期接種として実施します。

実施期間

2025年4月1日(火)〜2026年3月31日(火)

対象者

加古川市・稲美町・播磨町の住民で65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、100歳以上となる方

令和7年度の対象者
65歳昭和35年4月2日~昭和36年4月1日生
70歳昭和30年4月2日~昭和31年4月1日生
75歳昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生
80歳昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生
85歳昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生
90歳昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生
95歳昭和5年4月2日~昭和6年4月1日生
100歳以上大正15年4月1日以前の生まれの方

これまで任意接種(市からの助成制度の利用の有無問わず)として帯状疱疹ワクチンを接種した方は、原則、定期接種の対象外となります。

※加古川市では、対象となる方へ令和7年4月1日に案内はがきを送付しています。

案内はがきでは接種できませんので、オンライン申請等で希望するワクチンの予診票を発行する手続きを行ってください。

ワクチンの種類

・生ワクチン(ビケン)

・不活化ワクチン(シングリックス)

ワクチンの効果と副反応

ワクチンの種類

生ワクチン
(ビケン)

不活化ワクチン
(シングリックス)

接種方法

皮下注射

筋肉内注射

接種回数

1回

2回

(通常、2か月後以上の間隔を置いて2回接種)

接種ができない方

病気や治療によって、免疫が低下している方は接種できません。

接種に注意が必要な方

輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。

筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。

予防効果

約50~60%

50歳以上で約97%

70歳以上で約90%

持続期間

5年程度

9~10年程度

副反応

(※)はワクチンを接種した部位の症状

<発現割合30%以上>
発赤(※)

<発現割合10%以上>
そう痒感(※)、熱感(※)、腫脹(※)、疼痛(※)、硬結(※)

<発現割合1%以上>
発疹、倦怠感

<重大な副反応(頻度不明)>
アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎

<発現割合70%以上>
疼痛(※)

<発現割合30%以上>
発赤(※)、筋肉痛、疲労

<発現割合10%以上>
頭痛、腫脹(※)、悪寒、発熱、胃腸症状

<発現割合1%以上>
そう痒感(※)、倦怠感、その他疼痛

<重大な副反応(頻度不明)>
ショック、アナフィラキシー

ワクチンの接種回数及び費用

・生ワクチン(ビケン)
 接種回数1回
 自己負担額4,000円(接種費用の一部を市が負担)

・不活化ワクチン(シングリックス)
 接種回数2回
 自己負担額11,000円/回(接種費用の一部を市が負担)

接種に必要なもの

 1.予診票
  ※市地域医療課へ希望するワクチンの予診票の発行手続きをしていただく必要があります。

   発行まで1週間程度かかりますので、お手元に届いてから接種してください。

 2.加古川市の住民であることが確認できるもの(マイナンバーカード等)

予約について

・生ワクチン(ビケン)は予約不要

・不活化ワクチン(シングリックス)は、5日くらい前に電話あるいは窓口で予約してください。 ※予約したワクチンのキャンセルはできません。

費用の免除について

対象者のうち、生活保護の受給者または市民税非課税世帯の方は、以下のいずれかの書類を医療機関に提示することで、接種費用が免除となります。

※接種前に書類を提出しなければ、接種料金は免除されません。

※加古川市外へ転出した場合は、使用できません。

【書類一覧】

介護保険料(区分第1~3段階)を確認できる通知書 

・介護保険料納付通知書

・介護保険料納付額決定通知書

・介護保険料額決定通知書 等

帯状疱疹ワクチン予防接種費用免除決定通知書

 事前に申請が必要

健康被害救済制度について

予防接種を受けた後、極めてまれに重い副反応(健康被害)が生じる場合があります。このような場合、その健康被害が今回の予防接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認めたときは、救済措置として市町長から給付が行われます。

 給付の種類は以下のとおりです。

  1. 医療費及び医療手当(入院を要すると認められる程度の医療に限る)
  2. 障害年金
  3. 遺族年金
  4. 遺族一時金
  5. 葬祭料

 手続きについては、加古川市地域医療課までお問い合わせください。

成人の方の定期予防接種における健康被害救済制度


お住まいの市町村の助成内容はこちらをご覧ください 👉加古川市の方はこちら 👉播磨町の方はこちら 👉稲美町の方はこちら


帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成について

助成期間:2024年4月1日(月)〜2026年3月31日(火)

対象者:加古川市・稲美町・播磨町の住民で50歳以上の方

助成内容:生ワクチン(ビケン)か不活化ワクチン(シングリックス)のいずれか一方のみを選択(下記の表を参照)

予約方法:ワクチンを選択し、5日くらい前に電話あるいは窓口で予約してください。 ※予約したワクチンのキャンセルはできません。

自己負担費用:それぞれのワクチン費用から助成金額を差し引いた差額が自己負担金となります。

予診票兼接種費用助成申請書は、窓口にあります。接種当日は、保険証など現住所がわかるものを持参ください。

※この助成事業については、2026年3月31日で終了する予定です。シングリックスの場合は、2026年3月31日までに2回目接種を終える必要があります


生ワクチン(ビケン)不活化ワクチン(シングリックス)
接種方法皮下注射             筋肉注射
接種回数1回2回
(2回目は、1回目の接種から2ヶ月後、遅くても6ヶ月までに接種する)
効果予防効果:約50〜60%
持続期間:7年程度
予防効果:50歳以上で約97%、70歳以上で約90%
持続期間:10年程度
助成金額4000円 / 回10000円 / 回
助成回数1回2回
※1回目を自費で接種し、制度開始以降に2回目を接種する場合2回目については対象
※1回目の接種から6ヶ月を超えていた場合は、2回目の接種は対象外

お住まいの市町村の助成内容はこちらをご覧ください 👉加古川市の方はこちら 👉播磨町の方はこちら 👉稲美町の方はこちら


風しん5期定期接種の追加対策

風しんが全国的に流行したため、国が公的な予防接種が受けれなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性を対象に風しんの追加的対策は、終了しましたが、2025年3月31日までに抗体検査を実施し、風しんの抗体が不十分な方のうち定期接種が実施できなかった方について、昨今のMRワクチンの供給不足を鑑み、国において接種期間を令和9年3月31日まで延長する方針が示されました。

加古川市では、対象となる方に、令和7年5月~6月ごろに通知を送付しますので、その通知を医療機関にお持ちいただき接種ください。

なお、抗体検査については、実施期間の延長はありません。

お住まいの市町村の追加対策はこちらをご覧ください 👉加古川市の方はこちら 👉播磨町の方はこちら 👉稲美町の方はこちら


妊娠を希望する方および妊婦の同居家族に対する風しん予防接種の助成

妊娠を希望する助成及び妊婦の同居家族に対する風しん予防接種費用の一部助成があります。

  • 必ず事前に申請手続きを行ってください。接種した後に接種費用の払い戻しはありませんのでご注意ください。
  • 助成金額の上限は、5000円(1人1回限り)※助成券の提示でワクチン費用のうち5000円を助成されるので、差額をお支払いください。

お住まいの市町村の追加対策はこちらをご覧ください 👉加古川市の方はこちら 👉播磨町の方はこちら 👉稲美町の方はこちら


自費で接種するワクチン・問診票ダウンロード

インフルエンザインフルエンザ 予診票ダウンロード
おたふくかぜおたふくかぜ 予診票ダウンロード
水痘(水ぼうそう)水痘(水ぼうそう)予診票ダウンロード
帯状疱疹(生ワクチン・ビケン)帯状疱疹(ビケン)予診票ダウンロード ※公費助成の予診票ではありません
帯状疱疹(不活化ワクチン・シングリックス)帯状疱疹(シングリックス)予審票ダウンロード ※公費助成の予診票ではありません
B型肝炎B型肝炎 予診票ダウンロード
MRワクチン(麻しん(はしか)・風しんの2種混合)
MRワクチン(麻しん(はしか)・風しんの2種混合)予診票ダウンロード


任意予防接種の副作用における救済制度について

医療品副作用被害者救済制度は、医薬品を適正に使用したにもかかわらず、入院治療が必要な程度の副作用が生じた場合に、医療費や障害年金などの健康被害について救済給付を行う公的な制度です。

参考リンク:https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/



TOPへもどる

※表示価格は税込です。